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先に要点だけ。退職代行を使って出社せずに辞めても、私物は郵送で返ってくるし、会社の貸与品はこちらから郵送で返せる。
顔を合わせなくても、モノのやり取りは成立する。そもそも自分で辞めるか代行を使うかで迷っているなら、円満退職と退職代行のメリット・デメリット比較も合わせて読んでおくと判断しやすい。
ただ、何も準備しないと「あの私物がない」「貸与品の返却で揉めた」みたいな小さなトラブルは起きる。
自分は3年勤めた会社を退職代行で辞めた。
最後に出社したのは代行を頼む3日前で、それ以降は一度もオフィスに足を踏み入れていない。
机の私物も、ロッカーの中身も、置いたまま辞めた。
この記事では、その郵送のやり取りが実際どうだったか、返す物・受け取る物のチェックリスト、そして返却で揉めないためのコツをまとめておく。
この記事でわかること。
- 出社せずに辞めたとき、机の私物がどう返ってくるか
- 会社のPC・社員証・健康保険証など「返す物」のチェックリスト
- 返却を巡るトラブルと、その防ぎ方

出社せずに辞めたら、机の私物はどうなるのか
一番気になるのがこれだと思う。
机の引き出し、ロッカー、デスクに置きっぱなしの私物。
結論、ほとんどの会社は私物を着払いか元払いで郵送してくれる。
自分の場合、代行業者が退職の連絡を入れた当日に、会社から「私物は郵送します」という返事が来たと聞いた。
1週間ほどで段ボール1箱が自宅に届いた。代行を受け取った側の会社が実際どう動くのかについては、退職代行を使われた会社側のリアルな対応に詳しくまとめてある。
中身は、デスクのマグカップ、充電器、文房具、引き出しに入れっぱなしだった常備薬、それと数冊の本。
正直「こんなに置いてたんだ」と笑ってしまった。
私物の返還について、会社はこれを勝手に処分したり、返却を拒んだりはできない。
私物は退職した本人の所有物だからね。
もし「取りに来なければ捨てる」と言われても、それは原則として通らない話だと考えていい。
ここで一つ後悔も書いておく。
自分は私物のリストを作らずに辞めた。
だから届いた箱を開けたとき、「あれ、もう1個あったマグカップは?」となっても、確認しようがなかった。
本当にあったのか記憶も曖昧で、結局うやむやになった。
辞めると決めた段階で、机にある自分の物をスマホでざっと写真に撮っておくだけで全然違う。
私物で「事前に持ち帰っておくべき物」
郵送で返ってくるとはいえ、最後の出社日があるなら持ち帰っておきたい物がある。
- 個人のスマホ・私用の充電器
- 家の鍵・財布など貴重品(言うまでもなく)
- 処方薬・コンタクトの予備など、すぐ必要になる物
- 個人的なデータが入ったUSBやノート(会社の情報は持ち出さない)
逆に、急がない物は郵送で全然問題ない。
無理にこっそり全部持ち帰ろうとして大荷物になるより、必要な物だけ持って、あとは送ってもらう方が気持ちもラクだった。

会社に「返す物」のチェックリスト
受け取るだけじゃなく、こちらから返す物もある。
むしろこっちを忘れると後で連絡が来て面倒になる。
退職代行を頼んでも、貸与品を返すのは自分の役目だからね。
会社から借りていた物は、退職時に返す義務がある。
これは民法上、借りた物は契約が終わったら返すという考え方に基づくもので、ごく当たり前の話。退職時の手続きや健康保険証の返却・資格喪失に関する基本的な考え方は厚生労働省の公式情報でも確認できるので、会社とのやり取りで迷ったときに参照しておくといい。
逆に言えば、返す物さえちゃんと返せば、出社せずに辞めても問題はない。
自分が返した物はこのあたり。
| 返す物 | 注意点 | 返し方 |
|---|---|---|
| 社員証・入館カード | 返さないと不正利用を疑われることも | 郵送(追跡ありがおすすめ) |
| 会社のPC・スマホ | 精密機器。緩衝材でしっかり梱包 | 郵送(保険付きの宅配便) |
| 制服・作業着 | 洗濯してから返すと印象が良い | 郵送 |
| 健康保険証 | 退職日以降は使えない。要返却 | 郵送(会社経由で資格喪失手続き) |
| 名刺・書類・鍵 | 取引先名刺も会社の物扱いが多い | 郵送 |
特に注意したいのが健康保険証。
退職日の翌日からは使えなくなるから、間違って使わないように。
家族の分(扶養)も一緒に返却になるので、忘れずに。
返したあと、会社が資格喪失の手続きをして、必要なら離職票なども送られてくる流れになる。離職票が届いてから自分でやる作業については、退職後にやるべき手続きリスト(保険・年金・税金)に一通りまとめてあるので、返却作業と並行で目を通しておくと安心だった。
会社のPCを返すときは、追跡番号が残る方法で送るのを強くすすめる。
自分は「届いてない」と後で言われるのが怖くて、宅配便の保険付きで送って、追跡番号を代行業者にも伝えておいた。
これで「返した・返してない」の水掛け論を防げる。
返却を巡るトラブルと、その防ぎ方
モノのやり取りで起きやすいトラブルは、だいたいパターンが決まってる。
一つ目は、会社が「私物を取りに来い」と言ってくるケース。
出社したくないから代行を頼んでるのに、これは困る。
この場合、「郵送でお願いします」と伝えてもらえば、ほとんどは郵送に応じてくれる。
退職代行を使うときは、最初の連絡の時点で「私物は郵送希望」と伝えてもらうとスムーズだった。
二つ目は、貸与品の返却を巡って「弁償しろ」と言われるケース。
PCが故障してた、制服が傷んでた、みたいな話だね。
通常の使用での消耗なら弁償義務はないと考えていいけど、ここがこじれると話が法律の領域に入ってくる。
そういう「会社との交渉」が必要な場面では、運営元による対応範囲の違いを知っておくといい。
退職代行には大きく3タイプある。
- 民間業者:退職の意思を会社に伝達する。交渉はできない
- 労働組合運営:団体交渉ができるので、有給や返却条件の交渉も可能
- 弁護士運営:交渉に加え、損害賠償請求などの法的トラブルにも対応できる
単に「辞めたい・私物を送ってほしい」だけなら民間業者でも足りる。
でも弁償の話や未払い残業代みたいに揉めそうな要素があるなら、労働組合運営か弁護士運営を選んでおくと安心だった。
自分が調べたときも、対応範囲で退職代行サービスの料金やタイプはけっこう違っていて、最初にここを見ておくと選びやすい。

三つ目は、私物に会社の備品が混ざってるケース。
逆に、会社の物だと思って返した中に自分の私物が混ざってたケースもある。
これも、事前に写真を撮っておく・リストを作っておくだけでだいぶ防げる。
地味だけど、これが一番効いた。
自分の状況別・どう動けばいいか
ここまでをふまえて、状況別の動き方をまとめておく。
とにかく顔を合わせず辞めたい人へ。
必要な私物だけ持ち帰り、残りは郵送、貸与品も郵送で返す。
これで出社ゼロで辞められる。まずは退職代行サービスで対応範囲を確認するのが早い。
弁償や未払いで揉めそうな人へ。
民間業者ではなく、労働組合運営か弁護士運営を選ぶこと。
交渉が必要な場面で対応してもらえる。
費用をなるべく抑えたい人へ。
揉める要素がないなら民間業者で十分なことが多い。
料金とサービス範囲を見比べて、自分の状況に合うものを選べばいい。
よくある質問
Q. 退職代行を使ったら、私物は本当に郵送で返ってきますか?
多くのケースで郵送に応じてもらえます。私物は本人の所有物なので、会社が返却を拒むことは原則できません。最初の連絡時に「郵送希望」と伝えてもらうとスムーズです。
Q. 健康保険証はいつ、どうやって返すんですか?
退職日の翌日からは使えなくなるので、退職後すみやかに会社へ郵送で返却します。家族の扶養分も一緒に返します。会社が資格喪失の手続きを行い、その後に離職票などが送られてきます。
Q. 会社のPCを返さずにいるとどうなりますか?
貸与品には返還義務があるため、返さないままだと連絡が続いたり、最悪は弁償や法的な話に発展することもあります。追跡番号の残る方法で郵送し、その番号を控えておくのが安全です。なお具体的なトラブルになった場合は弁護士へのご相談をおすすめします。
💡 退職代行サービスを比較検討中の方へ
サービスごとに料金・対応範囲・スピードが異なります。複数を比較して、自分に合うものを選ぶのがおすすめです。
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まとめ:
出社せずに辞めても、私物は返ってくるし、貸与品はちゃんと返せる。
顔を合わせる必要はない。
大事なのは、辞めると決めた段階で「自分の物」と「会社の物」をざっと把握しておくこと。
スマホで写真を撮るだけでいい。
自分も辞めるときは手が震えたし、私物のことまで気が回らなかった。
でも実際にやってみたら、モノのやり取りは思ったよりあっさり終わった。
不安なのはわかる。
でも、出社せずに辞めるという選択肢は、ちゃんと現実的に成立するよ。
あなたは何も悪くない。
※本記事は個人の体験・調査に基づくものです。個別の法的トラブルについては弁護士にご相談ください。


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