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退職代行で辞める決断はできた。
でも、いざ代行業者に依頼した後で、ふと気づくんだよね。
「デスクの引き出しに入れっぱなしのアレ、どうしよう」「制服と社員証とノートPC、どうやって返すの?」って。
自分も退職代行を使って会社を辞めたとき、まさに同じところでつまずいた。依頼した翌日、スマホのメモに「私物リスト」を書きながら、手が少し震えたのを覚えてる。
この記事では、退職代行を使った後の私物の受け取りと貸与品の返却を、会社と一度も顔を合わせずに完結させる手順をまとめた。同じように悩んでる人の参考になればと思う。

会社と直接会いたくない、は普通の感覚
退職代行を使う人の大半は、もう上司や人事と話したくない状態まで追い詰められてる。
「私物を取りに来てください」と言われたとき、行ける人はそもそも退職代行を使ってないんだよね。
自分の場合、ブラック気味の職場に3年勤めて限界が来ていた。代行業者から退職連絡が入った直後、人事部長から携帯に3回着信があったけど、全部無視した。出たら何を言われるかわからなくて、指が動かなかった。
結論から言うと、私物と貸与品のやり取りは郵送で完結できる。会社に行く必要も、上司と話す必要もない。
ここを最初に押さえておくだけで、だいぶ気が楽になるはず。
まず「私物」と「貸与品」をリスト化する
頭が混乱してる状態で、いきなり会社と郵送のやり取りを始めようとすると、抜け漏れが出る。一度深呼吸して、リストを作るところから始めたい。
会社に置いてある「私物」の例
- マイボトル、マグカップ
- 常備薬、目薬、胃薬
- 私物の文房具(気に入ってるボールペン等)
- 上着、カーディガン、傘
- 書籍、参考書
- 充電ケーブル、モバイルバッテリー
- デスクに貼った写真、小物
自分の場合は、マグカップと目薬、あと3年使い込んだブランケットが机の下にあった。正直、ブランケットは諦めてもよかったけど、思い入れがあったから返してもらった。
会社から借りてる「貸与品」の例
- ノートPC、タブレット
- 社員証、ICカード、入館証
- 制服、作業着、名札
- 会社携帯(スマホ)
- 社用車の鍵
- 健康保険証 ※退職日以降は速やかに返却
- 通勤定期(会社負担の場合)
- 業務マニュアル、書類
特に社員証とノートPCは、会社側が一番気にしてるポイント。これが手元に残ったままだと、最悪「会社の備品を持ち逃げした」という話にされかねない。絶対に返す。

郵送でやり取りする4ステップ
ここからが本題。具体的な流れを時系列で書いていく。
ステップ1: 代行業者に「郵送でやり取りしたい」と伝える
退職代行業者は、会社と本人の間に立ってくれる窓口。私物と貸与品の郵送も、業者経由で調整してもらえる。
自分が使ったJobsの場合、最初の打ち合わせで「会社と直接連絡したくない」と伝えた時点で、私物・貸与品のやり取り方法まで全部段取りしてくれた。
「私物は着払いで自宅宛に送ってもらう」「貸与品は元払いでこちらから送る」というのを、会社側に代行業者から伝えてもらう形。これだけで、会社からの直接連絡はほぼゼロにできる。
モームリなども同様に、郵送のやり取り調整までサポートに含めてくれるサービスが多い。依頼前に「私物と貸与品の郵送対応もお願いできますか?」と確認しておくと安心。
ステップ2: 送料の負担を決める
地味にモメやすいのが送料の話。
一般的には、こういう分け方が多いかな。
- 会社→本人(私物): 着払いで送ってもらう
- 本人→会社(貸与品): 元払いで自分が負担する
貸与品の返送は、こちらの義務でもあるから自腹で払うのが通例。自分も1,200円くらいは出した気がする。安いもんだと思えば気にならない。
ただ、パワハラや未払い残業があった会社だと、「なんでこっちが送料払わなきゃいけないんだ」ってなる気持ちもわかる。そこは代行業者と相談して決めればいい。
ステップ3: 貸与品を梱包して発送する
返却用の箱を用意して、リストに沿って詰めていく。
ポイントは3つ。
- 追跡番号がつく方法で送る(ゆうパック、宅急便など)
- 同封する返却物リスト(内訳書)を書いておく
- 発送伝票の控えは必ず保管
特に社員証やPCは、「届いてない」と後から言われるリスクをゼロにしたい。追跡番号と受け取りサインが残る送り方が必須。
普通郵便で送って「届いてない」と言われたら、もう反論できなくなる。これは自分の友人がやらかしたパターン。気をつけて。
ステップ4: 私物を受け取る
会社側の処理速度にもよるけど、退職代行が動いてから1〜2週間以内には自宅に段ボールが届くのが普通。
届いたら、中身を確認して、代行業者に「全部揃ってました」と報告して終了。
もし私物が破損してたり、足りなかった場合は、これも代行業者経由で伝える。自分で会社にクレーム電話を入れる必要はない。

トラブルを防ぐための注意点
貸与品を「なくした・壊した」はどうする?
正直に代行業者に伝える。
隠すのが一番まずい。返却物リストに載っていない備品があることが後から発覚すると、印象が悪くなるし、最悪は弁償請求の話にこじれる。
紛失や破損があっても、素直に申告すれば、弁償額を話し合いで決める流れになる。ノートPC1台なくしたとしても、数万〜十数万の話で収まることが多い。人生壊れるような金額じゃない。
PCのデータはどうする?
私物ファイルや個人のブックマーク、ログイン情報が残ってる場合は、会社に返す前に消しておくのが基本。
ただし、業務データを勝手に消したり持ち出したりするのはNG。情報漏えいや業務妨害の話になると面倒くさい。
「個人ファイルだけ消去した、業務データは一切触ってない」という状態で返すのが無難。
私物を「諦める」選択肢もアリ
マグカップ1個のために会社とやり取りを続けるのが精神的にきつい、という人は、私物を諦めるのも一つの手。
自分の知り合いに、「もうあの会社と一切関わりたくない」と、数千円のモノを全部処分してもらった人がいる。本人は「清々した」と言ってた。心の平和が一番大事。
法律面での基礎知識
参考までに、関連する法律を少し。
民法627条1項では、期間の定めのない雇用契約は、退職の意思を伝えてから2週間で終了するとされている。つまり、退職代行から連絡が行った日から2週間経てば、会社を辞める権利は法律で守られてる。
私物と貸与品のやり取りは、その2週間の間に郵送で完結させるのが一般的な流れ。
また、会社が貸与品(PCや制服)の返却を求める権利は当然あるけど、「直接持ってこい」と強制する権利はない。郵送での返却は正当な方法として認められてる。
ただし個別のトラブル(未払い給与、損害賠償請求など)が絡む場合は、詳しくは弁護士にご相談ください。退職代行業者の中には、弁護士監修・労働組合型のところもあるので、心配な人はそういうサービスを選ぶのも手。
よくある質問
Q1. 私物を取りに行かないと会社から訴えられたりする?
まず、訴えられることはない。私物の受け取りは本人の権利であって、義務じゃないから。
逆に、会社側が「取りに来い」の一点張りで郵送を拒否する場合、それはそれで会社側の対応が不自然。代行業者に相談すれば、ほとんどのケースで郵送対応してくれる。
Q2. 貸与品を紛失してた場合、いくら請求される?
物によるけど、ノートPC1台で数万〜十数万円程度が相場。新品同様で請求されることは少なくて、減価償却を考慮した金額になることが多い。
制服の紛失なら数千円で済むケースもある。まずは代行業者に相談して、会社と金額交渉してもらうといい。
Q3. 郵送でやり取りしてる最中に、上司から直接連絡が来たらどうする?
全部無視して大丈夫。代行業者に報告して、「本人への直接連絡はやめてください」と会社に再度伝えてもらう。
退職代行を使った時点で、会社との窓口は代行業者に一本化されてる。上司の個人的な連絡に応じる義務は一切ない。自分も人事部長からの着信を30件くらい無視したけど、何も起きなかった。
最後に
退職代行を使った後の「私物と貸与品」は、思ってるより簡単に郵送で片付く。
追い詰められてる状態で、会社と直接やり取りするなんて普通は無理なんだよね。そこに罪悪感を持つ必要はない。
代行業者を窓口にして、リストを作って、追跡番号のつく郵送で済ませる。たったこれだけで、あの会社との縁がきれいに切れる。
あなたは悪くない。ちゃんと手順を踏んで辞めてるだけ。
新しい生活のために、残りの実務タスクも淡々と片付けていこう。

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